タンパク質の「質」について
2024年8月2日
[福岡市でキックボクシングはじめるなら女性・初心者歓迎のスタートアップジムへ🥊]
こんにちは池田です。
タンパク質の中にも良質なたんぱく質と、そうでないタンパク質があるのはご存じでしょうか。
判断の指標のひとつにアミノ酸スコアが挙げられますが、正直なところ聞きなじみのない言葉だと思います。
今回はタンパク質のアミノ酸スコアについてのお話。
アミノ酸スコアとは食べ物に含まれるタンパク質を構成する必須アミノ酸の含有バランスを数値化したものになります。
アミノ酸スコアが100に近いほど体内でたんぱく質が有効利用されるということになります。
必須アミノ酸とは体内で必要量を合成することが出来ない9種類のアミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン・リジン・スレオチン・トリプトファリン・メチオニン・フェニルアラニン・ヒスチジン)のことを指します。
それぞれに身体の健康を維持する働きがあり、体をつくる材料となる栄養素です。
アミノ酸スコアは9種類の必須アミノ酸の中で一番含有量が少ない必須アミノ酸レベルに制限されるため、9種類のうち8種が100で1種類が50だとすると、アミノ酸スコアは50という事になります。
しかし、アミノ酸スコアは食品単体のスコアであり、他の食品と組み合わせて食べることでアミノ酸スコアを改善することが出来ます。
コンビニやスーパーなどでパッケージに「アミノ酸スコア100」などと表記されている商品を見かけることがありますが、実はこの記載にも注意点があります。
アミノ酸スコアは窒素1グラムあたりの数値であり、アミノ酸スコアは高いのにタンパク質そのものの量が少ない食品もあり得ます。
例を挙げると、アミノ酸スコアが100である牛乳を水で数倍薄めて作った製品でもアミノ酸スコアは100と表記できるという落とし穴もあります。
世に出まわる加工食品にも、このような手法がとられている商品があるため、価格が他商品に比べて明らかに安い加工食品などには注意してみてください。
【アミノ酸スコア レシピ】などで検索するとアミノ酸スコアを考慮したレシピが公開されています。
パフォーマンスアップやコンディション調整を念頭に置いている方は参考にしてみてください。
スタートアップジム室住店ホームページ
スタートアップジム藤崎室見店ホームページ