体が硬い人と柔らかい人の違い

2024年9月28日

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こんにちは池田です。
以前読んだ論文の中でおもしろい内容があったので要約してご紹介します。

キックボクシングでは体の柔軟性が必要な動作がいくつかありますが、そもそも体を柔らかくするにはどうしたら良いのか知りたいという方は少なくないはずです。
体の柔軟性を向上させる一般的な方法としてストレッチが挙げられますが、毎日おこなっているのに一向に柔らかくならない上に、ずっと痛みを感じるという方もいるのではないでしょうか。

そもそも体が硬い人と柔らかい人とでは何が違うのだろうと疑問に思った事はありませんか?
筋肉の柔らかさ?関節や腱の柔らかさ?
実は『痛みを感じる限界値の差』らしいのです。
体が硬い人は前屈や開脚を行なう際に一定のところで痛みを感じると思いますが、この痛みを感じるところで体がこれ以上伸びないように抵抗反応として筋肉が硬直するのが体の硬さの原因らしいのです。

ということは、体を柔らかくするには痛みを感じる限界値を突破して痛みに慣れさせてあげれば良いということですね。
相撲の稽古でよく見る、人の手を借りての股割りは意外と理にかなっているのかもしれません。
お風呂に入った後の体が温まっている状態や、アイシングなどで体を冷やした後は痛みの感覚が鈍くなっているため、普段よりも柔軟性の限界を超えやすくなります。

男性よりも女性の方が柔軟性の高い人が多いのは、女性の方が痛みに対する耐性が強いからなのかもしれませんね。

ストレッチや体の柔軟性に関する研究結果はあまり多くはないため、今後の研究次第で見解が変わる可能性もあります。
ご参考までに。


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