足の指と運動機能の関係性
2025年10月15日
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こんにちは池田です。
今回は『足の指と運動機能の関係性』についてのお話。

足の指を自在に動かせる人と、そうでない人とでは運動機能に違いがあるのはご存知でしょうか。
足の指を自在に動かせる人とそうでない人とでは、体のバランス能力や歩行の安定性、運動能力に大きな違いがうまれます。
足の指がしっかりと使える人は、地面を捉える力が強く、体を動かす際の全身の土台が安定しています。
足の指の筋肉(足底内在筋)がしっかり働いているため、足の指で地面をつかんで重心を細かくコントロールできるため、立っているときや動いているときのバランスが安定します。
また、繊細な推進力のコントロールが可能となり、運動動作時の身体への負担の軽減にも繋がります。
以上の事から、スプリント能力やジャンプ力などを必要とする競技や、瞬発力の強弱をコントロールする競技では重要な身体的要素となります。
逆に足の指を上手く動かせない人は、これらの能力を活かせていないため、パフォーマンスを最大限に発揮できていない可能性があります。
足の指が動かせないのは、足趾機能不全と呼ばれる状態にあり、これは日常の歩き方の癖や筋肉の衰えが原因です。
足趾機能不全は、足だけでなく膝や腰などの他の部分にも不調をきたす可能性があるため、症状が出る前に歩き方を矯正したり、足の指を動かすトレーニングをするのがおすすめです。
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